

SAUNA
in the valley

サウナはシモノロ・パーマネントの中でも
かなりフル活用している立派な「木育」です。
木育とは
「木を子どもの頃から身近に使っていくことを通じて、人と、森や木との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育てたいという想いを「木育(もくいく)」という言葉にこめた」記され、「子どもをはじめとするすべての人びとが、木とふれあい、木に学び、木と生きる」こと学ぶ活動を木育 ( 北海道環境財団 より)
木とふれあう
サウナは窓や扉のガラス、ストーブまわりと金具以外、すべて木でできています。入ると温められた木の優しい香りがいっぱいに感じられる異空間です。
その他の建物も基本的には木造で、木は経年変化とともに生活に密接していることがわかります。

間伐材
木に学ぶ
後から増設した小屋に使用しているのは主に間伐材( 森林の成長過程で密集化する立木を間引く間伐の過程で発生する木材 のこと)や、取り壊した後の廃材。サウナではまず薪割り体験からはじまりますが、木に触れ、木目がまっすぐの割りやすい部位と枝付近の割りにくい部位があったり、乾燥しているかどうかでも割りやすさがちがったり と、体験してみて初めて知ることがたくさんあります。
またシャワー室ではヒノキが大活躍。水に強い腐りにくい木のことなど、目で見て感じることのできる施設です。

木の活用
木と生きる
近代的な最近の暮らしではわかりにくくなりましたが、 木は、建物や道具、エネルギーにいたるまで生活のさまざまな面で役立つ万能の資材です。サイズアウトしたら形をかえることもでき、壊れて直せなくなった木の物はエネルギーに変えることもできます。
もちろん、燃える素材なので火事には注意が必要です。万が一にも火の粉が移ったら、ともすると跡形もなく燃え尽きてしまいます。それでも、排出される煙には公害の要素もなく自然に還るのです。暮らしの中の「火の始末」「火の用心」…これも暮らしの習慣だと言えます。
みなさんにとって、木はどんなものですか?