
シモノロ施設内教育機関「花咲み」
「生きる力〜学びのその先へ」文部科学省が定める新しい学習指導要領(2020年度より順次実施)のキャッチコピーです。その要旨は、主体的・対話的な学び、カリキュラム・マネジメント(教科間の横断、地域との連携、カリキュラムの効果を検証するPDCAサイクルの実施などを通じた教育の質の向上)を通じて「学びに向かう力・人間性」「思考力・判断力・表現力」「知識・技能」をバランスよく育もうというもの。これはまさに、100年以上続く詰込み型の一斉講義方式は時代に合わないことを認め、自ら考え行動する「生きる力」を育むことを目指す内容でありながら、公教育ではなかなか実現できないのが現状です。
花咲みの活動は、夏は川遊び、秋は木の実拾い、雪遊びの冬が過ぎたら、春には山菜取り&調理。取り組みは、今子どもたちと一緒に考えたいSDGsのモノサシで見る、日本、世界、地球のこと。
シモノロ・パーマネントに併設されている教育機能「ハナエミ 花咲み」ではようちえんや自由な学校の他、普段小学校に通いながらも平日は学童として、週末は金曜日からの集中キャンプとして、自由にご参加いただけます。
一般社団法人花咲み 会社概要
設 立:2017年12月28日
所在地:〒778-0032 徳島県三好市池田町西山中塚1091番地2(シモノロ・パーマネント内)
概 要:森のようちえん(認可外保育施設)、オルタナティブスクール(小学生)の運営
週末集中キャンプなどの自然・文化体験イベントを開催
連絡先:info@hanaemi.life
代表

かっしー(柏木博和)
花咲み代表。保育士、野外活動指導者(NEAL)、
キャンプインストラクター、木育インストラクター。
明石市生まれ三好市育ち。詫間電波工業高等専門学校卒業。前職はプラント建設会社でエンジニア&プロジェクトマネージャー&経営スタッフ。
「元気な日本をつくるにはまず教育」と森のようちえん、フリースクールを開設するため保育士資格を取得し2017年帰郷。
趣味・好きなものは、酒、ギター、ものづくり
花咲みの学び
PBL
Project Based Learning
プロジェクト型学習
答えが一つではない問いに向き合い、多角的に考え探求するプロジェクト型学習(PBL Project Based Learning)を軸に学びを深めます。さまざまなプロジェクトに取り組む中で、数学・社会・生活・芸術などの教科を横断的に学びます。目的に向かって身に付けるスキルや知識は、定着率も高く応用が利く生きたスキルとなります。(例えば、環境問題をテーマにした中で、廃棄物の量や種類を定性的・定量的に分析しながら、予算や工程を管理したり、発表成果物を作成する中で、PC操作やプレゼンテーションスキルを身につけます)
デザイン思考
Design Thinking
サービスやプロダクトの先にある”人”を中心に置いた問題解決の考え方。真の問題は何か、仮説は正しいのか 「デザイン思考」によって、定義されていないことや知られていない問題にも挑戦することができるようになります。このプロセスの中で採用されている手法が『人間中心的(human-centric)』なアプローチや、アイデアを出し合うブレインストーミング、実際に試作品を作ってみるプロトタイピング、試作品を試しに使ってみるテスティング。よく観察し問題をみつけること、誰かに役立つ解決策を見出せるようになることを目指します。
英語イマージョン
Design Thinking
「英語を学ぶ」のではなく「英語で学ぶ」英語イマージョン。サイエンス、モノづくり、音楽、ゲーム等の遊び×学びを外国人スタッフと英語を使って行います。英語の中に身を置くことで「英語で考え、英語で話す力」が身に付きます。試験のために学ぶ英語とは異なり、思考・コミュニケーションの手段として身に付ける「生きた英語」は大きな武器となります。また、外国の文化を知ることで多様性を受け入れるグローバリズムも育ちます。
